硝酸カリウム, ミョウバン,塩化ナトリウム, ホウ酸のいずれかである物質A~Dを, 30℃の水10gを入
れた4本の試験管に,それぞれ3.0gずつ入れてよく混ぜた。その結果, AとCはすべてとけたが,BとD
はとけ残った。とけ残ったBとDの質量は,DがBより大きかった。図1は水の温度と100gの水にとける
物質の質量との関係を表したものである。 次の1~4の問いに答えなさい。
1. 物質Aがとけた水溶液の質量パーセント濃度はいくらか。小数
第1位を四捨五入して, 整数で書きなさい。 3
(2.) 物質Bと物質Dはそれぞれ何か。
13
+100=
300
13
3. 物質ACの水溶液が入った試験管を氷水が入ったビーカーに
つけ, 水溶液の温度を下げた。 しばらくすると,Cが入った試験
管では結晶が出てきたが,Aが入った試験管では結晶が出てこな
かった。 物質Cが出てきた理由を、 「溶解度」という言葉を使っ
して、解答欄の書き出しの言葉に続けて書きなさい。
(4.
とけ残った物質Dを30℃ですべてとかすため, 30℃の水を少な
くともあと何g加えればよいかを 30℃の水10gに物質DがS
〔g〕 までとけるものとし、次のように考えた。 この考え方をも
とに加える水の質量を, Sを用いて表しなさい。
水にとけるDの質量は水の質量に比例することから, 3.0
gのDがすべてとけるために必要な水の質量はSを用いて表
すことができる。 水は はじめに10g入れてあるので,この
分を引けば,加える水の質量を求めることができる。
123.0
137300
26
40
31,200
180
160
140
に120
け 100
硝酸カリウム
100gの水にとける物質の質量g
80
ミョウバン
60
塩化ナトリウム
40
(g) 20
ホウ酸
0
0
203040
80
100
水の温度 (℃)
図 1
60
80