問2 下線部① について, 次の(1)(2)に答えなさい。
(1) U字管を半透膜で仕切って. 片側に非電解質の高分子化合物 Aを水に
溶解した希薄水溶液, もう一方に純粋な水を液面の高さが等しくなるよう
に入れる。 圧力を加えず長時間放置して浸透平衡に達したあとの液面差
〔cm〕 が, 高分子化合物の平均分子量によってどのように変化するか
考える。27℃のもとで,平均分子量が M の高分子化合物 A を水に溶解
した希薄水溶液を用いた場合, その液面差はん 〔cm〕 となった。 一方, 平
均分子量がA」の10倍 (10M)の高分子化合物 A2 を水に溶解した希薄水
溶液を用いた場合、 その液面差はん 〔cm〕 となった。
浸透平衡に達したあとのAL, A2 それぞれの水溶液の体積は,100mL
であり,それらの中に溶けていた高分子 A1, A2 はいずれも1.0gであっ
た。
このとき,それぞれの液面差の差(h-h2) 〔cm〕 は, M を用いて
オ M〔cm〕 と表すことができる。 例えば,Mが 1.0 × 105 の場
合では,それぞれの液面差の差 (h-ha)〔cm〕は カ cm となる。
オ
カ にあてはまる値をそれぞれ有効数字2けたで答えな
さい。ただし,A 水溶液, A2 水溶液, 純水の密度をいずれも1.00g/cm.
水銀の密度を13.6g/cm 大気圧を1.01 × 10 Pa
=
760mmHg とす
る。 また, 水溶液は希薄溶液なので, 水の浸透にともなう水溶液の密度変
化は無視できるものとする。