✨ 最佳解答 ✨
係助詞の「なむ」がつくと、文末が連体形になるからです。どこが連体形になるかについては、品詞分解すると分かりやすいです。
① あさましき命を生きて帰りたることを(G)/喜び/ける。
→Gに「なむ」が入れば、文末は連体形になります。なむの後を品詞分解すると、「喜び/ける」となり、「けり」の連体形「ける」が連体形になっていることが分かります。
② いみじく<なむ>/恐ぢ怖れ/(H)。
→文中に「なむ」が入っているので、文末は連体形になります。Gには何の連体形が入るかというと、連用形に接続し、過去の意味を持つ語が入ると読み取れることから、過去の助動詞「けり」の連体形「ける」が入ります。