✨ 最佳解答 ✨
地球の自転が「西から東」と言われる理由は、地球の自転を観察する基準と、天体の見かけの動きに関連している。以下参考に。
①自転の方向の基準……地球の自転は北極を上に見たとき、反時計回りに回転している。この方向は、宇宙的な基準(天球上の星々や太陽系の基準)に基づき、「西から東」と定義されている。
言い換えると、地球上のある地点で立って東の方を見ると、地面はその方向に向かって動いていると考えられる。
②見かけの天体の動き……地球が「西から東」に自転しているため、私たちから見ると、太陽や星は「東から西」へ動いているように見えます。これは地球の自転と逆方向。この見かけの動きが、昔から観測されてきた事実であり、それに対応するように自転の方向が定義されている。
③「東から西」とならない理由……質問者さんが言うように、地球がどちらの方向に動いているかは相対的に見ることができる。ただし、地球の自転の方向を「東から西」と定義すると、天体が「東から西」に動いて見える説明が矛盾してしまう。
したがって、「西から東」という方向を採用することで、天体の見かけの動き(東から西)と自転方向の関係が整合性を持つ🙇
宇宙的な基準とは、星や太陽など宇宙の天体の位置や動きを考えるときに使う基準のこと。
中学レベルで説明すると、次のようなものがある。
①天球の基準
天球とは、地球を中心とした大きな球のようなもの。星や太陽、月はこの天球上にあるように見える。
主な基準……
天の赤道: 地球の赤道を空に延ばした線。
天の北極・天の南極: 地球の自転軸を空に延ばした点。
②太陽系の基準
太陽を中心にした基準で、惑星や月の動きを考えるときに使う。
たとえば……
黄道: 地球が太陽の周りを回る道筋(平面)。
太陽中心: 太陽を基準に考えること。
③観測の基準
地球のどこから天体を観測するかによって基準が変わる。
地平線基準: 自分が立っている場所の地平線を基準にして、高さや方角を測る方法。
以上のような感じです。難しいですね🙇
確かに、難しいですが、基準に沿って決めているですね。ありがとうございます。
ありがとうございました!
質問なのですが、こつぶさんのおっしゃる
宇宙的な基準(天球上の星々や太陽系の基準)
とはどのようなことでしょうか。