Geography
高中
已解決

問題集でインドは牛肉の生産量が高位であるというグラフがあり宗教的に牛を食べないので間違っていると思ったのですがなぜ生産量が多くなるのでしょうか。

解答

✨ 最佳解答 ✨

インドはヒンドゥー教徒の国だから牛肉は食べないというイメージがありますが、少し違います。
インドのヒンドゥー教徒は約8割で、残りの2割はイスラム教徒やキリスト教徒です。
14億の人口の2割ですから、3億人近くいることになり、その人たちは牛肉は食べてもかまいません。

それから、神聖な動物である牛のほかに「水牛」がいて、こちらは神聖な動物としては扱われていません。
だから、ヒンドゥー教徒は食べてもかまわないのですが、ヒンドゥー教徒にはベジタリアン(菜食主義者)が少なくなく、水牛の肉はあまりおいしくないそうなので、ヒンドゥー教徒が食べる肉としては、鶏肉の消費量が最近増えています。
ただ、水牛の肉の輸出は盛んにおこなわれています。

つまり、インドで牛肉の生産量が多いのは、国内でヒンドゥー教徒以外の人たちが食べていることと、輸出にまわしていることが理由だと言えそうです。
次のURLも参考にしてください。
https://diamond.jp/articles/-/119320

ちづ

なるほど。輸出用と人口の多さによるものだったんですね。ありがとうございます🙏わかりやすかったです!

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解答

インドで牛肉の生産量が高い理由は、主に以下の2つの要因によるものです。

1. 水牛肉(バッファロー)生産の多さ

• インドでは宗教的な理由で多くのヒンドゥー教徒が牛(カウ)の肉を食べませんが、水牛(バッファロー)の肉は食肉として扱われ、輸出されています。
• ヒンドゥー教では牛(カウ)は神聖視されているため殺すことが禁止されていますが、水牛はこの対象外として考えられることが多く、水牛の飼育とその肉の流通は合法で、国内でも食用として消費され、さらに多くが海外に輸出されています。

2. 輸出目的での生産

• インドは国内消費だけでなく、輸出向けの水牛肉生産が盛んです。特に中東や東南アジアの国々への輸出が多く、インドは世界でもトップクラスの牛肉(主に水牛肉)輸出国となっています。
• ヒンドゥー教徒の多い地域では牛(カウ)の食肉処理は法律で制限されている場合が多いですが、水牛肉はその規制を受けないため、輸出業者が増えているのが現状です。

Artificial Intelligence

AI を駆使した見事なコメントですね。

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