Political economics
高中

日本では国民投票は憲法改正に限られているが、仮に国家の重要な政策についても国民投票で決定できるようになった場合、どのような利点と欠点があるか、間接民主制と比較して答えて欲しいです!

解答

利点
・国民が直接判断・決定することができるため、民意が正確に反映できる。
 比較:間接民主制は、政治家の政策を総合的に評価して選出しているので、個別の事案に対し正確に民意が反映できるわけではない。

・国民の政治に対する関心が高まる。
 比較:間接民主制は、代表者に任せているため、自分達の問題として考えにくくなる。

・賄賂等の汚職が減る
 比較:間接民主制は、議員や政府に強大な権力があるため、賄賂等で買収すれば一部の人に都合の良い決定をすることが容易だが、重大事項の決定権を国民に移すとそれが減る

欠点
・お金がかかる
 比較:投票所の監視員や事務担当、開票係など、アルバイトを全国で雇う必要があり、数十億ないし、数百億円の費用が毎回発生することになる。が、間接民主制だと不要。

・時間がかかる
 比較:国民に問題点を周知、改善案の狙い、それによる問題点の想定、対策などを国民に理解してもらい、議論してもらう必要があるため、時間がかかる。間接民主制であれば、大量の議題を短い期間で処理可能であり、条約等の急を要する議題でも対応できる。

・国民の経済活動に支障が生じる可能性もある。
比較:投票日を指定した場合、その日に経済活動を一定時間ストップする必要がある。

とりあえず3つずつ思いつくものを書きました〜

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