す
ある蒸発しやすい液体物質 A について, 次の実験を行った。 気体定数 R = 8.3 × 103
x
Pa・L/ (mol・K)
① アルミ箔, フラスコ, 輪ゴムの質量をはかると, 計 237.6gであった。
② フラスコに 9.0mL (7.8g) の液体物質 A を入れた。
③ 図のようにフラスコの口をアルミ箔と輪ゴムを用いてふたをし, 針で小さな穴を開
け, 97℃に保った熱水に深く浸した。
④ 物質Aがすべて蒸発したのち, フラスコを取り出して放冷し,物質Aの蒸気をす
べて凝縮させた。 その後, 外側の水をよくふき取りフラスコ全体の質量をはかると,
計241.5g であった。
⑤ フラスコに水を満たし、その容量をはかると1.3Lであった。
⑥ 実験時の大気圧は1.0×105 Paであった。
熱
(1) ②で入れる物質 A の量は, ④でフラスコ内に凝縮する量よ 水
りも十分に過剰でなければいけない。 その理由を簡単に説明せ
よ。
アルミ箔
輪ゴム
フラスコ