✨ 最佳解答 ✨
重要な点は、
1. 逆関数 f⁻¹(x) が x の関数であること
2. 逆関数であるかどうかが微分係数の求め方に影響しないこと
の二つです。元の関数 y=1/(x³+1) を x について解いて得られる関数 x=∛(1/y-1) は y の関数 (y を入れると x が求まるもの)です。しかし、y=1/(x³+1) の x と y を入れ替えてから、 y について解いて得られる関数 y=∛(1/x-1) は x の関数(x を入れると y が求まるもの)です。左辺に y があり、右辺に x があることに注意してください。文字を入れ替える操作によって、y の関数を(等価な) x の関数に書き直しているため、このようにして求めた逆関数 f⁻¹(x)=∛(1/x-1) は x の関数です。ここで、逆関数であったことが分からないようにするために、g(x) = f⁻¹(x) としてみます。すると、問題文は「x の関数 g(x) = ∛(1/x-1) の x=1/9 における微分係数を求めよ。」と書き換えることができます。そのため、逆関数を求めてしまえば、それが逆関数であるかどうかは微分係数の求め方に影響しません。
遅れてしまって申し訳ございませんm(_ _)m丁寧な解説をありがとうございました!