✨ 最佳解答 ✨
原子番号とは陽子の数で、陽子の数は電子の数と等しいので、O、F、Na、Mgの電子の数は8、9、11、12。
これらの原子がイオンになり電子を受け取ったり放出した結果、どのイオンも電子が10となります。
原子は中性子·陽子からなる原子核と、電子から出来ています。原子核の正電荷の量とはすなわち陽子の数ということです。よって原子番号が大きい順にMg>Na>F>Oとなります。
O、F、Na、Mgを比べると先程述べたようにすべて電子の数が10のNe型の電子配置をとります。違いは陽子の数です。原子核の+の電荷が大きいほど周りの電子は中心に引き寄せられ、より小さいイオンとなります。よってMg^2+のイオン半径が一番小さいのです。
同族元素のイオン半径を比べる時は周期表の下の方がイオン半径が大きいです。周期表でSはOの下に位置しS^2-はAr型の電子配置をとります。見てわかる通りNe型よりも大きいですよね。よってO、F、Na、Mgのイオンの中で一番大きいO^2-より、S^2-の方が大きいのでS^2-は5つのなかで一番イオン半径が大きいと言えます。