Chemistry
高中
已解決
この問題の(4)で解説の求め方をする際、ヨウ化物イオンの質量が30×0.0016g、それをI2のモル質量で割るとなっているのですが、2I- →I2+2e- なのでモルは半分にならないのですか?
どなたか教えてください🙇
[実験]
199. ヨウ素の定量 次の文を読み、下の各問いに答えよ。
①
乾燥コンブ 30.0gを蒸し焼きにしてコンブ灰をつくり, 乳
鉢でよくすりつぶした。 これに熱湯を加えてよくかき混ぜ,
濃硫
ろ過した。得られたろ液を加熱して、濃縮したのち,
酸2mLと酸化マンガン (IV) 0.5gを加えた。 図のように,
この溶液を蒸発皿に入れてろうとを逆さにかぶせ, おだやか
に加熱すると, ヨウ素の結晶がろうとの内壁に付着した。
(1) 下線部 ①,③の分離操作の名称を記せ。 さ
(2) 下線部②の操作では, 酸化マンガン (IV) が次式にした」
がって電子を受け取る。 (ア)~ (ウ) にあてはまる数を記せ。
脱脂綿
ろうと
###
MnO2+(ア)H++(イ) → Mn²+ + (ウ) H2O
蒸発皿
【抽出液
酸化マン
【ガン(N)
(3) 下線部②でおこる反応を, イオン反応式で表せ。
(4) 乾燥コンブには、質量パーセントで0.16%のヨウ化物イオンが含まれる。 このヨウ
化物イオンがすべてヨウ素 I2として集められたとすると, その物質量は何mol になるか。
(5) 実際に得られたヨウ素を十分な量のヨウ化カリウム水溶液に溶かし 0.0500
mol/Lのチオ硫酸ナトリウム水溶液で滴定したところ、 終点までに 6.20mLを要した。
この実験で得られたヨウ素は, 乾燥コンブに含まれていたヨウ素の何%か。 なお、ヨ
ウ素とチオ硫酸ナトリウムは,次式のように反応する。
I2+2Na2S2O3
2NaI+Na2S406
(№9 川崎医科大附)
199. ヨウ素の定量
解答 (1) ① 抽出 ③ 昇華法 (2) (ア) 4 (イ)2 (ウ)2
(3) MnO2+2I-+4H+
Mn²+ + I2+2H2O
(4) 1.9×10mol (5) 82%
解説 (1) コンプ灰には, ヨウ化物イオンI が含まれている。 これ
に熱水を加えてかき混ぜると, ヨウ化物イオンが水中に抽出される。溶
け残った固体をろ別し, ろ液を濃縮して酸化マンガン (IV) と濃硫酸を加
えると、ヨウ化物イオンは酸化されてヨウ素 I2となるので,これを昇
華法によって分離する。
(2) Mn の酸化数の変化を調べると, +4 (MnO2) から +2 (Mn²+)に変
化しているので, (イ)に2を入れる。 電荷が両辺で等しくなるように,
(ア)に4を入れる。 Hと0の数をそろえるため, (ウ) に2を入れる。
MnO2+4H + +2e → Mn²+ +2H2O
...1
別解 両辺の〇の数を等しくするために, (ウ) を2 とする。 次に, H
の数を等しくするために, (ア) を4とする。 最後に両辺の電荷の数を等
しくするために, (イ) を2 とする。
(3) ヨウ化物イオンI が還元剤として働くときの反応式は,
2I → I2+2e-
①+② から, e を消去すると、次のイオン反応式が得られる。
MnO2+2I'+4H + → Mn²+ + I2+2H2O
...3
(4) 乾燥コンプ 30.0g中のヨウ化物イオンIの質量は、その質量パー
セントが0.16% なので, 30.0×(0.16/100)g である。 したがって, 得ら
れるヨウ素 I2 (モル質量 254g/mol) の物質量は次のようになる。
0.16
100
254g/mol
30.0 x
g
=1.88×10-4 mol
解答
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ありがとうございます。モルと質量がごっちゃになっていました💦