✨ 最佳解答 ✨
モータリゼーションが早くから進んだアメリカは、自動車の性能も世界のトップを誇っていました。
日本車を輸出しようとしても、性能で劣ったり、「安かろう悪かろう」といわれて消費者の信頼を得られず、なかなか売れませんでした。
しかし、石油ショック以後、日本の自動車は、燃費の向上や排気ガスの改善に力を入れて、性能のいい自動車を生産できるようになりました。
それをアメリカに輸出するようになると、アメリカの消費者は日本車を選ぶようになりました。
結果としてアメリカの自動車の売れ行きが悪くなります。
アメリカの自動車会社やアメリカ政府は「日本車が不当に安く輸出しているのではないか」「日本の製品をアメリカに売るのであれば、日本もアメリカの製品を買うべきだ」と主張するようになりました。
このように、日本とアメリカの間で貿易について摩擦が生じたのが貿易摩擦です。
そのようになっているのですね。非常に分かりやすかったです。ありがとうございます！