Japanese classics
高中
問一の質問なのですが、なぜロは連体形になるはずなら願望の終助詞ではないとわかるのですか?
傍線部と文法的に異なるものを一つ選べ。
せきもり
よひよひ
も
人知れぬわが通ひ路の関守は宵々ごとにうちも
にしき
む
龍田川もみぢ乱れて流るめりわたらば錦なかや絶えなむ
とやま
かすみ
のへ
高砂の尾上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ
さみだれ
一言を君に告げなむ時鳥この五月雨に闇にまどふと
問二傍線部2と文法的に同じものを一つ選べ。
イ男、都へいなむと言ふ。
ざえ
口 太政大臣、いとよき人なれども才なむなき。
入らせ給はぬさきに雪降らなむ。
若宮など生ひ出で給はば、さるべきついでもありなむ。
「塩竈に」の歌の内容として正しいものを一つ選べ。
あさなぎ
塩竈にはいつやって来ることができるだろうか、朝凪に釣りをする
船はこの私を乗せに立ち寄ってくれたらいいのに。こう思ってしまう
ほど、ここの景色は私が見た塩竈のすばらしい景色に似ているなあ。
塩竈にやって来たのはいつだったのだろうか、朝凪に釣りをする船
はこの景色を見にここへ立ち寄ったのだろうか。こう思ってしまうほ
ど、ここの景色は私が見た塩竈のすばらしい景色に似ているなあ。
塩竈にいつの間にやって来たのだろうか、朝凪に釣りをする船はこ
の景色を見るために立ち寄ってほしい。 こう思ってしまうほど、ここ
の景色は私が見た塩竈のすばらしい景色に似ているなあ。
塩竈にはいつかやって来ることがあるのだろうか、朝凪に釣りをす
る船は私たちをみな乗せに立ち寄ってもらいたい。 こう思ってしまう
ほど、 ここの景色は私が見た塩竈のすばらしい景色に似てい
かもがわ
問一
むかし、左のおほいまうちぎみいまそかりけり。 賀茂川のほとりに、六条
いらっしゃった
左大臣が
かんなづき
わたりに、家をいとおもしろく造りて住み給ひけり。十月のつごもりがた、
趣深く
月末の頃
菊の花うつろひさかりなるに、紅葉の千種に見ゆる折、親王たちおはしまさ
来させなさって
咲き誇っているうえに
せて、夜ひと夜、酒のみし遊びて、夜あけもてゆくほどに、この殿のおもし
この邸の趣深いこと
一晩中
きをほむる歌よむ。そこにありけるかたゐ翁、 板敷きのしたにはひありき
いやしい老人が
て、人にみなよませ果ててよめる。
塩竈にいつか来にけむ朝なぎに釣する舟はここによらなむ
となむよみけるは、奥の国にいきたりけるに、あやしくおもしろき所々おほ
不思議な
かりけり わがみかど六十余国の中に、 塩竈といふ所に似たるところなかり
けり。さればなむかの さらにここをめでて、「塩竈にいつか来にけむ」
とよめりける。
「伊勢物語」
左のおほいまうちぎみ・・・左大臣 源融を指す。
かた・・・を指すという。
塩・・・奥の名所内にこの景色を写して造った。
11
ニ
問三
ハ
11
ほととぎす
傍線部1の「なむ」の上の「よら」は、ラ行四段活用動詞「寄る」の未
然形である。よって「なむ」は願望の終助詞とわかる。
イ「なむ」の上の「な」は完了の助動詞「ぬ」の未然形、よって「なむ」
は願望の終助詞。
「なむ」の上の「絶え」は下二段活用動詞「絶ゆ」の未然形か連用形。
未然形だとすると「なむ」は終助詞になり「絶えなむ」の訳は「絶えて
ほしい」。連用形だとすると、「な(=完了「ぬ」の未然形)+む(=推量
「む」の終止形または連体形)」ということになり、「絶えなむ」の訳は
「きっと絶えるだろう・絶えてしまうだろう・必ず絶えよう」などとな
る。
ここは上に「わたらば(=もし渡るならば)」とあり、疑問の係助詞「や」
があるので、文末は活用する語の連体形になるはずである。よって「な
む」は願望の終助詞ではない。「錦なかや絶えなむ」は「(紅葉の錦は
途中で絶えてほしい」ではなく、「(紅葉の) 錦が途中で絶えてしまうだ
ろうか」と訳すのである。
「なむ」の
>
で
Pre
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