Mathematics
高中

数学的帰納法で証明するときなぜn=1が成り立つことを示さないといけないんですか?

解答

_n=k が成り立つと仮定すると、n=k+1 が成り立つ、と言う事を証明していますよね?

_この段階では、(n=k が成り立つ)→(n=k+1 が成り立つ) と言う命題は、(n=k が成り立つ)と言う仮定の条件の下(もと)に成り立っているのです。

_n=1 の場合を証明することで、(n=k が成り立つ)と言う仮定の条件が、初めて、(仮定ではなく、明示的に、)全ての自然数で成り立つ事が証明されるのです。

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数学的帰納法はドミノ倒し。1つ目のドミノが倒れなければ、次のドミノが倒れるわけがない。だから、 n=1 で成り立つことを示す。

n=kの時にn=1のときも含まれないのですか?

ぱんまん

(k+1)番目のドミノを倒そうと思ったら、k番目のドミノが倒れなければならないが、これだけでは全部倒れるとは限らない。なぜなら、 初めに何番目を倒すか分からないから。
たとえば、3番目から倒し始めたら、1番目、2番目は倒れない。「任意の自然数kを選べ」と言われて全人類が1を選ぶわけないやろ。全部倒そうと思ったら、1番目から倒し始めるしかない。

ありがとうございます

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