3 結果の推察 エンドウの種子を用いた遺伝の実験について,あとの問いに答えなさい。
(福井・改)
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aa
〔実験1] しわ形の種子をつくる純系の個体の花粉を, ① 丸形の種子をつくる純系の個
体のめしべにつけて交配すると、できた種子はすべて丸形となった。
〔実験2〕 実験1で得られた丸形の種子を育て, 自家受粉させると,②できた種子の個
体数は丸形としわ形が3:1の比であった。
Aa
(1) 実験1の下線部①を, 「丸形の種子をつくる純系ではない個体のめしべにつけて交配」と
して実験をしたとき,できた種子には丸形としわ形がどのような個体数の比で現れるか。
次のア~カから選び, 記号で答えなさい。
ア)
ア 1:1
イ 3:13:2
Ⅰ 4:3
オ
5:3
力 7:5
実験2の下線部②の種子をすべて育て, さらにそれぞれを自家受粉させるとき,できた
種子には丸形としわ形がどのような個体数の比で現れるか。 (1) のアーカから選び,記号で
答えなさい。
Support
あた
(1) 遺伝子の記号が与えられていない問題では自分で記号を決めよう。
(2) 下線部②の遺伝子の組み合わせとその数の比を求めよう。 次に、それらの遺伝子の組み合わせ1つ
ずつについて, 自家受粉させたときに得られる4組の遺伝子の組み合わせとその数の比を考えよう。
そして, 丸形としわ形の個体数を合計して比を求めよう。
結果の推察 エンドウの種子の形がどのように遺伝するかを調べるため,実験1,2を行
(新潟・改)
った。 図は,実験1, 2の結果を示したものである。 あとの問いに答えなさい。
〔実験1] 丸い種子をつくる純系のエンドウと, しわの
ある種子をつくる純系のエンドウをかけ合わせたとこ
ろ できた種子(子) はすべて丸い種子になった。
〔実験2] 実験1で得られた丸い種子(子) をすべて育て,
自家受粉させたところ, 丸い種子としわのある種子の
両方(孫)ができた。
実験2でできた種子(孫)のうち, しわのある種子を
すべてとり除き、丸い種子だけをすべて育て,それぞ
れ自家受粉をさせると、丸い種子としわのある種子が
できた。このとき, 丸い種子の数としわのある種子の
数の比は,どのようになると考えられるか。次のア~
オから選び,記号で答えなさい。
(
ア 2:1
イ 3:1 ウ
4:1
I
5:1
孫
AT SEVIN
丸
中!
丸
1
才 6:1
mm しわ
丸
しわ
・Support
実験2でできた遺伝子の組み合わ
とその数の比を求め、そのうち,
丸い種子になる遺伝子の組み合わせ
1つずつについて自家受粉させたと
きに得られる4組の遺伝子の組み合
わせとその数の比を考えよう。
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