Mathematics
高中
已解決

この2つの問題に対して、なぜ「111」を作る際では順列、いわゆる''P''をつかって、球を取り出す問題では、いわゆる''C''を使っているかが分かりません。
「111」を順に並べると言っても、同じ数で区別がないため、''C''を使うはずだと思いました。

【問い】 赤球4個,白球3個,青球2個の合計9個の球が袋に入っている。 この袋から同時に3個 の球を取り出すとき、次の確率を求めよ。 (1) 3個の球の色がすべて同じとなる確率 (2) 少なくとも1個は赤球が含まれる確率 (3) 3個の球の色について, 3個とも同じ色となる, または,少なくとも1個は赤球が含まれ る確率 【 (1) について】 まずは,確率の定義に従い, 根元事象の総数と, 3個の球の色がすべて同じになる事象の場 合の数を求めていこう。 同色の球をそれぞれ区別できるとして, 袋の中の異なる9個の球から, 同時に3個の球を取り出す取り出し方の総数は 9C3 = 84 (通り) ① であり,そのそれぞれは同様に確からしい。 そして, 3個の球の色がすべて同じになる場合の数は, 「3個とも赤球」 となるか 「3個とも 白球」 となる場合のいずれかであるから, それぞれの色の球の個数に注意すると, 和の法則よ り 4C3 + 3C3 = 4+1 = 5 (通り) である。 したがって, ①より, 3個の球の色がすべて同じとなる確率は である。 43 + 3C3 5 9C3 84 (答)
例題 箱の中に1と書かれたカードが5枚, 2 と書かれたカードが4枚, 3 と書かれたカードが3 枚入っている。この箱の中から3枚のカードを取り出し, 横一列に並べて3桁の整数をつく る。 次の各問いに答えよ。 (1) 並べて得られる整数が 「111」となる確率を求めよ。 (2) 並べて得られる整数が「333」 となる確率を求めよ。 解答 (1) 同じ番号が書かれたカードも区別できるものとして考える。 異なる 12枚のカードから3枚を選んで横一列に並べる並べ方の総数は 12P3=12.11.10 (通り) であり,そのそれぞれは同様に確からしい。 1が書かれたカードは5枚あるから,これらから3枚を選んで横一 列に並べる並べ方は P3=5.4.3(通り) ある。 したがって, ②より, 並べて得られる整数が 「111」 となる確率は 5P3 5.4.3 1 12P3 12 11 10 22 である。 (答) (2)3が書かれたカードは3枚あるから, これらから3枚を選んで横一 列に並べる並べ方は 3P3=3.2.1 (通り) ある。 したがって, ②より, 並べて得られる整数が「333」 となる確率は 3P3 3・2・1 12P3 12.11.10 である。 (答) 1 220 <ここがポイント。 同様 に確からしい根元事象 を得るために,同じ番 号が書かれたカードも 区別する。 1が書かれた5枚の カードをすべて区別し て考えていることに注 意しよう。 3が書かれた3枚の カードもすべて区別し て考えていることに注 意しよう。

解答

✨ 最佳解答 ✨

解説にあるように、確率では同じものであっても区別して考える必要があります。

例えば、100本中99本ハズレのくじを引くとき、当たりかハズレかの二択だから1/2にはしないですよね

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