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次の表は, P市とQ市における1か月あたりの水道料金の算出法についてまとめ
たものである。 この表で、基本料金とは、使用した水の量に関係なく支払う一定の
料金のことであり、使用料金とは、使用した水の量に応じて支払う料金のことであ
る。 基本料金と使用料金を合計したものが水道料金となる。
例えば、1か月間の水の使用量が22m² のときの水道料金を算出すると,
P市が1200+100×22=3400 (円)
Q 市が1600+120×10+200×2=3200 (円)
となる。
基本料金
使用 料金
P市 1200円 使用した水の量に比例し, 1m²あたり100円
0m から 10m3までは0円
10m²を超えて20m²までは10m²を超えて使用した水の量に
Q1600円 比例し, 1m²あたり120円
20mを超えた分は,20m²を超えて使用した水の量に比例し,
1m²あたり 200円
1か月間の水の使用量が
xm²のときの水道料金を円
とする。 右の図は, Q市につ
いて,xとyの関係をグラフ
に表したものである。
このとき、次の1~3に答
えなさい。
1 P市について 1か月間
の水の使用量が 18m² のと
きの水道料金を求めなさい。
4800
4000
3200
2400
○
1600
800
O
(円)
1200+ 100×18=
10
20
30
x(m³)
1800
2 Q市について 1か月間の水道料金が2200円のときの水の使用量を求めなさ
い。
3P市とQ市で, 1か月間の水の使用量は同じだが, P市のほうが, Q市より水
道料金が1000円安くなるときがある。 このときの, P市とQ市の1か月間の水
の使用量を求めなさい。