10 (x,y) とし, n = (a,b) とすると
15
D 直線と法線ベクトル
点A(a) を通り, 0でないベクトルに垂直な直線をg とする。
点P(D) が直線上にあることは
(x, y)
NAP または AP= 0
5 が成り立つことと同値である。 これは,内
積を用いて, n.AP = 0 と表される。
すなわち
n (p-a)=0
これは直線gのベクトル方程式である。
点A, Pの座標を, それぞれ (x1, yi),
第2節 ベクトルと平面図形 41
p-a=(x-x1, yy1) P.18の公式より
であるから, ベクトル方程式
n.(p-a)=0
(a,b). (x-x₁, y - y₁)
は次のようになる。
a
"
0
n
A(x1, yi)
n=(a,b)
P (X₁,4₁)
P(x,y)
g
a(x-x)+b(y-y1)=0→P.22 内積と成分
この式は, c=-axi - by とおくと, ax+by+c=0と書き直される。
直線に垂直なベクトルを直線gの法線ベクトルという。
直線とその法線ベクトルについて,次のことが成り立つ。
x
第
章
平面上のベクトル
1点 (x1, y) を通り, n = (a,b) が法線ベクトルである直線の方程
式は
a(x-x₁)+b(y-y₁)=0
2直線ax+by+c=0において, n= (a, b) はその法線ベクトルで
ある。
例 14点 (12) を通り, n = (4,3) が法線ベクトルである直線の方程
式は
4(x-1)+3(y-2)=0
すなわち
4x+3y-10=0
ありがとうございます🙇♀️