「つづき」
_問2.スペース・シャトルの高性能の黒いタイルは、何故下腹部にしか貼っていないのですか?空気との摩擦熱の為なら、スペース・シャトルの速度は、上面も下面もほぼ一緒ですから、上面も下面も同じ様な大気速度なので、同じ様な摩擦熱が発生しますよね?寧ろ、落下速度を緩める為に揚力を発生させているので、翼上面の大気速度の方が大きい筈です。
_実は、空気との摩擦は、殆どありません。摩擦熱も殆ど発生していません。作用・反作用で空気をスペース・シャトルが押す時に、空気が断熱圧縮して温度上昇しているのです。手押し型の空気入れで、自転車のタイヤに空気を入れると、空気入れのシリンダーの温度が高くなるのと一緒です。
_ですから、空気を押す側の下腹部にだけ、スペース・シャトルの黒い高性能断熱タイルが貼ってあったのです。
_流れ星も一緒です。落下前面が空気の断熱圧縮で、まず空気の温度が上がり、それが熱伝導で、隕石の落下前面⇨隕石全体に順に伝わっていたのです。真夏日に体温が上昇するのと同じです。
_では、耐熱タイルのない、アポロとか、ソ連のガガーリンとかの時代はどう対処していたのでしょう?
_アポロ・チョコの先端の様な円錐の先から落下する様に設計されています。先っぽには、他の隔壁よりもやや溶けやすい合金で厚めに覆っています。それが、溶けたり昇華したりする時に奪われる液化熱・昇華熱を用いて冷却していたのです。
_納得頂ければ、幸いです。
なるほど!わかりました、ありがとうございます