Physics
高中
已解決

この図2で、「指を触れるとアースされて正電荷が指を通って出ていく」と思ったんですが、自分の考えは誤りですか?

240 第5章 電気と磁気 <発展例題 98 箔検電器 帯電していない箔検電器の金属板に正に帯電した棒を近づけると、箔が開いた (図 1)。次に,棒を近づけたまま金属板に指を触れると、箔が閉じた(図2)。 続いて指 を金属板から放し(図3) 次に棒を遠ざける (図4) と, 箔は再び開いた。 下百 図 1 図2 図3 (1) 図1~4のように箔の開きが変化する理由を説明せよ。 (2) 負に帯電した棒を用いて図 1~4の操作を行っても、 最後に箔は開く。 最後の 状態 (図4) では, 箔に分布する電荷は正・負のどちらか。 舞答 (1) 【図1】 正に帯電した棒を近づけると、静電誘導により、 金属板には負電荷が現 れる。 導体部分の電荷の総和は0であるため, 箔には正電荷が現れる。正電荷どうしの反 発力により,箔が開く。 SBBS COMP 【図2】 金属板に指を触れると、 帯電した棒の正電荷からの引力に より, 人体からの負電荷が指を通って箔に移動する。 この負電 荷と箔の正電荷とが打ち消しあって帯電しなくなるので、 箔は 閉じる (図a)。 導体部分全体では負に帯電している。 【図3】 人体からの負電荷の移動は終わっているので、金属板から 指を放しても変化はない。 図a 【図4】帯電した棒を遠ざけると、 金属板の負電荷の一部が箔にも 移動するので、負電荷どうしの反発力で箔は再び開く (図b)。 (2) 負に帯電した棒を用いると,正・負が (1) と逆になる。 14 正

解答

✨ 最佳解答 ✨

厳密に言うと、物理において正電荷を動くと表記するのは誤りです。
そもそも、負電荷の正体は電子であり、電子が動くことで負電荷が移動すると考えられます。
正電荷の移動は負電荷の移動を逆の見方で考えているのです。
わかりやすく、正電荷が移動するかのように習いますが、実際に動けるのは負電荷(電子)のみです。
考え方としては間違っていないので大丈夫ですが、
テストの解答などに「正電荷が移動し…」などと記入すると減点される可能性があります。

anonymous

理解出来ました!ありがとうございます。

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