例題11
CUSO45H20 の溶解と析出
ト56,57
硫酸銅(I) CuS04の水に対する溶解度は, 20℃で 20g/100g水, 60℃で 40g/100g水である。
CUSO』=160, H:0=18 とする。
(1) 60°℃ の水 50gに,硫酸銅(Ⅱ)五水和物 CuSO4·5H20 の結晶は何g溶けるか。
(2) 60°℃ の飽和溶液 90gを20°C にすると, 何gの CUSO』·5H:0 が析出するか。
Im
Ix0.5
指針 水和物を溶かすと水和水は溶媒に加わり, 水和
物が析出するときは溶媒の水の一部が水和水になっ
60℃
20℃
冷却
て失われる。
トg)
溶質の質量(g]
飽和溶液の質量 [g]
Jm 00円
Im飽和溶液
溶質(CuSO.)
90g-y[g]
160
Cg]
S
(s:溶解度)
90g
180
7g
100+s
180
7
250
解答(1)溶ける CuSO4·5H20 (式量:250)の質量を
は 20°Cの飽和溶液なので,
x [g]とすると,そのうち CuSO』は
250
160
x [g]。
180
160
y
250
7
20
160
y=23g 答
x [g]
250
90g-y[g]
CUSO4-5H:0のような水和物の溶解度の問題では,
結晶の析出時に溶媒の質量が変化するため,
水の析出量 [g]
飽和溶液の質量 [g]
100+20
40
x=40g 箇
三
50g+x [g]
100+40
(2) 60°℃の飽和溶液 90gに含まれる CuSO。の質量を
x' [g] とすると,
S2-S1
三
100+S2
x' [g]_ 40g
180
J01ホ
x'=
7
0.8.30
(S1, S2:溶解度(s2>si))
90g
140g
CUSO』5H20 がy[g]析出したとき、析出した結 の公式を用いることができない。
晶中の CuSO』は
160
[g]で,結晶析出後の溶液
250
の池点すなれ
よJm