おそらく承知されてると思うんですけど、
remember to 不定詞は、まだやってない行為に対する気持ちとか態度を表しますよね。
だから、remember to have 過去分詞は、論理的には矛盾しますよね。やってない行為を表す形で、過去のことを表すto have 過去分詞が来てるわけなので
ただし、rememberがあてはまるか微妙ですが、「期待」とか「希望」とか「意図」を表すような動詞の場合は
①【She had meant to call】,but was prevented by a headache.
【彼女は電話するつもりだった】が、頭痛でそれができなかった
この表現を
②【She meant to have call 】,but was prevented by a headache.
と書くことがあるようです。
①の方が普通ではあるようなのですが。
②の形は何かで見たことがあるなぁと思って、文法の参考書開いて調べました。
①も②も、【 】の部分は仮定法的な表現で、後ろの続きの部分がなくても【 】内の部分だけで、「そのつもりだったが、実際にはできなかった」ということを含んでいます。
①は、本来meantでいいところをhad meantにしているのに対して、
②は、本来to call でいいところをto have called というふうに時制をひとつ下げた表現にしています。
ちなみに
③remember 〜ingと④remember having 過去分詞は、③を使うことが多いのです
〜ingに限った話ではないのですが、
過去形でも伝わるところを、完了のニュアンスを強調するために過去完了形にすることがあります。
それと同じように③でも伝わるところをわざわざ④にする、ということはありますね。