✨ 最佳解答 ✨
モータータンパク質
ATP加水分解のエネルギーを利用して、細胞の運動や細胞内小器官の移動に関与するタンパク質。アクチン上を動くミオシン(筋収縮に関与)や微小管上を動くダイニン、キネシン(細胞内小器官の移動に関与)などが該当します。
電位依存性イオンチャネル
膜電位の変化に反応して開閉するイオンチャネル。神経細胞は、電位依存性Na⁺チャネルを利用して活動電位を伝えています。
アクアポリン(水チャネル)
水を通過させるチャネルのこと。腎集合管において、水はアクアポリンを通って再吸収されます。抗利尿ホルモンであるバソプレシンが集合管のバソプレシン受容体に結合すると、細胞の内部にいたアクアポリンが細胞膜上に移動し、尿中の水分が再吸収されます。
伝達物質依存性イオンチャネル(リガンド依存性イオンチャネル、イオンチャネル型受容体)
グルタミン酸、GABA、グリシンのような伝達物質(リガンド)が結合することで活性化するイオンチャネル。受容体そのものがイオンチャネルを形成しています。
ナトリウムポンプ(Na⁺,K⁺-ATPアーゼ)
ATP加水分解のエネルギーを利用して、Na⁺を細胞外に、K⁺を細胞内へ運搬する酵素。細胞膜の静止膜電位の形成に関与しています。
T細胞レセプター
T細胞(ヘルパーT細胞、キラーT細胞)の細胞表面に存在する受容体。抗原(異物)がT細胞レセプターに結合すると、免疫応答が起こります。
画像2枚目