/ 次の実験について, あとの問いに答えなさい。
[実験]0 図1のように, うすい塩酸50mLが入ったカップと炭酸水素ナトリウム2.0gを
プラスチックの容器に入れてふたをし,全体の質量を測定した。
図2のように,うすい塩酸を炭酸水素ナトリウムに注ぐと, 気体が発生した。
③ 気体の発生が終わったあと, 図3のように, ふたをしたまま全体の質量を測定した。
図4のように,ふたを開けてしばらくしてから, 全体の質量を測定した。
うすい塩酸の体積は変えずに,炭酸水素ナトリウムの質量を4.0g,6.0g,8.0g,10.0g
に変えて同じ実験を行った。表は,その結果をまとめたものである。
2
5
図1
図2
図3
図4
炭酸水素
ナトリウム
うすい
塩酸
炭酸水素ナトリウムの質量 [g]
実験ののでの全体の質量 [g]
実験の3での全体の質量 [g]
実験ののでの全体の質量 [g]
2.0
4.0
6.0
8.0
10.0
0
217.2
219.2
221.2
223.2
225.2
217.2
219.2
221.2
223.2
225.2
0
217.6
16
にあてはまる語を書きなさい。
この実験で用いたうすい塩酸は水溶液で,その中にはO]という気体がとけている。
水溶液にとけている物質を というのに対し, 物質をとかしている液体(水)を溶媒
216.4
03
220.8
218.8
2,4
222,8
(1) 次の文章中のO
2,4
2、4
という。
(2) 実験ののでの全体の質量が, 実験の①や実験の③での全体の質量に比べて小さかった
のはなぜですか。その理由を, 「発生した気体」という語を用いて, 簡単に書きなさい。
(3) 表の結果をもとに, 炭酸水素ナトリウムの質量と, 発生した気体の質量との関係を表
すグラフを,解答用紙の図にかきなさい。
(4) この実験で発生した気体について述べた文として適当なものを,-次のア~オからすべ
て選び,記号で答えなさい。
アものを燃やす性質があり, 空気の体積のおよそ20%をしめる。
イ 空気より密度が大きいため, 下方置換法で集めることができる。
ウ 水にとけやすく, その水溶液に緑色のBTB溶液を加えると青色を示す。
I 空気中で火をつけると, 音を立てて燃えて, あとに水ができる。
オ 2種類の原子からなる化合物で, 原子が集まって分子をつくる。
(5) 炭酸水素ナトリウム8.0gで実験を行ったときは, 炭酸水素ナトリウムの一部が反応
せずに残っていました。残った炭酸水素ナトリウムをすべて反応させるためには, この
実験で用いたうすい塩酸を, 少なくともあと何mL加えればよいですか。小数第1位を
四捨五入して,整数で求めなさい。