わかりにくい場合は追加質問ください。
まず、ある数が3で割り切れる ⇔ ある数を3で割った余りが0である、ことはわかると思います。
これを一つのサイコロに当てはめた場合
1,4→余りは1
2,5→余りは2
3,6→余りは0
つまり、3で割った余りで、サイコロの目を分類し同じものとしています。
さらに、各余りのパタンに、サイコロの目は2種類づつ紐づいているため、割り切れる確率は1/3ともわかります。
(結果的にそうなってるだけであり、例えば5の場合ではこうはいきません。)
上記から、一つのサイコロの目が3で割り切れるかどうかは、余りで分類できることが分かりました。
次に2個の場合の余りの組み合わせを考えてみます。
1,1→余りは2
1,2→余りは3と見せかけてさらに3で割れるので0
1,0→余りは1
2,1→余りは0
2,2→余りは1
2,0→余りは2
0,1→余りは1
0,2→余りは2
0,0→余りは0
上記から、一つのサイコロ余りのパタン3×3=9パタンの組み合わせにより、
余りが0,1,2となる確率はそれぞれ等しいことが分かります。
つまり、余りが0になり3で割り切れる確率も1/3になることが分かります。
サイコロ2個の合計が3で割り切れるかどうかも、余りが0,1,2のいずれになるかで分かります。
従って、サイコロ3個を考察する場合、サイコロ2個での3パタン×サイコロ1つでの3パタン=9パタンの考察になります。
ただし、サイコロ2個での余りのパタンと、サイコロ1つでの余りのパタンは同じでしたよね?
つまり、サイコロを1つずつ増やしていっても、余りのパタンは変わらない3パタンのままであり、
そのうち余りが0になる時だけ3で割り切れることになります。
もちろん、後ろに隠れているサイコロの組み合わせは、サイコロの数が増えるとどんどん増えていきますが、余り0になる組み合わせの数と、1になる組み合わせの数と、2になる組み合わせの数は等しいため、確率としては1/3のまま、ということです。
余談ですが、こういう計算の仕方をmod演算といい、プログラムとかではよくつかわれてます。
まず、最初のところ
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1,4→余りは1
2,5→余りは2
3,6→余りは0
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の部分は
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1or4→余りは1
2or5→余りは2
3or6→余りは0
--
と書くべきで、上記は、一つのサイコロでの出目のパタンと、余りの組み合わせを記述しています。
次に
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1,1→余りは2
1,2→余りは3と見せかけてさらに3で割れるので0
~中略~
0,0→余りは0
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の部分は、一つ目のサイコロの出目での余り、二つ目のサイコロの出目での余り、を表しています。
一つ目のサイコロの出目での余りが1、かつ、二つ目のサイコロの出目での余り1
ならば、二つ合わせたときの余りは2になる、という話です。
一つ目のサイコロで4、二つ目のサイコロで1が出た場合、全部を足すと5、その時の3で割った余りは2
今回のやり方では、4を3で割った余りは1、1を3で割った余りは1、それぞれ足すと余りは2
同様に、
一つ目のサイコロの出目での余りが1、二つ目のサイコロの出目での余りが2
ならば、全体で余りが3になり、3ならば3で割れるので、余りは0になります。
いかがでしょう?
回答ありがとうございます!
写真の部分がわかりません、、
例えば、2行目の「1,1→余りは2」だと、
さっきは、1の余りは1だったのに、今度は余りが2になった、というところが分かりません
教えてください🙇♀️