いいえ。
この助動詞の説明は羅列的であんまり良くないんですよね。
ポイントは
・"推量"と"後悔"を分けて考えること
・現在形と過去形が揃っている助動詞と、揃っていない助動詞を分けて考えること
という2点です。
まずわかりやすいところからいくと
現在形と過去形の両方が揃っている助動詞は
will とwould
canとcould
mayとmight
です。この3種類について説明します。
現在の時点からの過去の事柄の「推量」は
will/can/may have 過去分詞(=助動詞現在形)
would/could/might have 過去分詞(=助動詞過去形)
のどちらでも言えます。
助動詞を過去形にした方がちょっと確信度が弱まっているような感じになります。
現在の時点から、過去のことを「後悔」する表現は
助動詞を過去形にします。
つまり
would/could/might have 過去分詞(=助動詞過去形)は「推量」「後悔」どちらの可能性もあります。
次に
先に説明した助動詞以外は
現在形と過去形のセットが揃っていません
(=「過去形がない」と考えます)
現在の時点からの過去の事柄への「推量」
の意味になるのは
must have 過去分詞 「〜したにちがいない」
should have 過去分詞「〜したはずだ」
ought have 過去分詞「〜したはずだ」
です。
現在の時点からの過去の事柄への「後悔」
の意味になるのは
needn't have 過去分詞「〜する必要はなかった(のに)」
should have 過去分詞「〜するべきだった(のに)」
ought have 過去分詞「〜するべきだった(のに)」
です。
つまりshould have 過去分詞とought have 過去分詞は「推量」「後悔」どちらの可能性もあります。