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天明期に起こった飢饉だから天明の飢饉って呼んでるだけです。例えるのが難しいですが歴史学においての用語には基本的に二つのパターンがあります。
１つは史料に書いてある事です。例えば河内の悪党楠木正成なんかは史料中でも楠木正成です。変わりようがありません。
ですが例えば関ヶ原の戦いなんかは別に関ヶ原の戦いと呼ばなければならない訳ではないです。簡単に言うと、後世の人がパッとその単語を聞いた時に同じことを考えられるように規格を統一した用語。これが２つ目です。1600年に関ヶ原というところで起こった石田三成と徳川家康の戦いを、誰でも分かるように『関ヶ原の戦い』と呼称してるだけです。
そして天明の飢饉はこの２つ目のパターンな訳です。天明期に起こった飢饉を誰もが聞いて「ああ、アレのことね」と分かるように統一して呼んでいるだけです。なので結論、大があろうがなかろうがどうでも良いです。
ありがとうございます！