ⅢI 重要チェック事項 (教科書、ノートで各自、確認すること)
日本には2000年に噴火した北海道の (1) や伊豆諸島の三宅島, 2011年に噴火した宮崎県・鹿児
島県の新燃岳, 2013 年に形成が始まった小笠原諸島の (2) 新島, 活発な噴火を続けている鹿児島
(1) 湾の(3) など, 活火山が (4) カ所ある。 地殻を構成する岩石の65% は (5) 岩であるが, 火山活動が起
こったり, (5) 岩が形成されたりする場所は地震と同様に限られている。 これは, マグマが特定の場所
で生成されるためである。
(2)
大部分のマントルは固体の岩石である。 それが融けてマグマが発生するには,
① 深部から急速に上昇し, 高温を維持したまま (6)が低下する
② 周囲の高温物質に温められて温度が上昇する
③ 水など岩石の融点を (7)させる物質が,地下で付加される, のいずれかが必要である。
(8)でのマグマ生成は①, マントルの高温域に形成される ( 9 ) でも①の効果が大きい。 (10) 帯では③の
効果が主だと考えられる。
液状のマグマは,深部の岩石より密度が小さいので浮力によって地殻中部~浅部まで上昇し, (11)
をつくって一時的に蓄えられる。 マグマには(12)や(13)などの揮発性成分が含まれている。 マグマが
(3) 上昇して( 14 )が下がると, 揮発性成分が溶けきれなくなり, マグマの発泡が起こる。 発泡したマグマは
平均(15)が小さくなるため, さらに上昇しやすくなる。 このようにして, マグマが地表に噴出すると噴火
が起こる。
噴火の様式の違いは, マグマの粘性や揮発性成分の量と関係が深い。 マグマの粘性は,一般に
( 16 )成分の割合が多くなるほど大きい。 また, マグマの (17)が下がったり, マグマ中の( 18 )の量
(4) が増えたりすると粘性は大きくなる。 高温で (16) 成分が少ない玄武岩質マグマの溶岩は、低温で
( 16 ) 成分が多い流紋岩質マグマの溶岩に比べると, 粘性が小さいので流れやすい。 一方, 粘性の
大きい流紋岩質マグマでは, 揮発性成分が抜けにくく, (19) 的な激しい噴火を起こしやすい。
マグマの粘性や噴出量によって火山の形や大きさも異なる。 玄武岩質マグマは、 薄く広がった溶岩
が大規模に積み重なった(20) 火山や (21) 台地とよばれる平坦な台地をつくる場合がある。 一方, 流
紋岩質マグマは(22) (溶岩ドーム)をつくる場合が多く、 大規模な爆発的噴火によって (23)を形成する場
合もある。 成層火山は、玄武岩質から( 24 )質まで多様なマグマの活動によってつくられる。
(6)
世界の主な火山帯は, プレートの沈み込み境界に沿って、 海溝から大陸側へ100~300km 程度離
れたところに分布している。 これは, 沈み込んだプレートがある程度の深さに達したところで (25)が発生
するからである。火山の分布の海溝側の限界線を(26)という。沈み込み帯の火山は, (27)質マグマを
噴出するものが比較的多い。