内接円の中心をIとして、内接円の半径をrとすると、
解説にあるように△IAB+△IBC+△ICA=△ABCなので、
3辺の長さa,b,cがわかっていて、内接円の半径rがわかっている場合の面積は、r(a+b+c)/2 ----(A)です。
つまり、今回の場合は r(AB+BC+CA)/2 = r(3+1+√6+2)/2 ---(B)です。
また、(1)の問題の解より△ABCの面積が √3(1+√6)/2 ---(C)と分かっているので、(B)=(C)とすれば
r(3+1+√6+2)/2 = √3(1+√6)/2 となり、まず両辺を2倍して
r(6+√6) = √3(1+√6)
r√6(√6+1) = √3(1+√6)
r√6(1+√6) = √3(1+√6)
両辺(1+√6)で割ると
r√6=√3
r=√3/√6
r=√2/2
※(A)は知っていればすぐにわかりますが、添付の図のように知らなくても求められます。