in his slow and difficult climb to higher civilization
まずclimbは動詞ではなく名詞です。
inは時というか、「〜する場合には」という表現と考えて良いでしょう。
動詞のclimbから派生した「登ること」という意味の抽象名詞です。
こういった抽象名詞は、日本語に直訳してから意味を考えるのではなく、英語の段階で意味を踏まえて日本語に訳しやすい形に転換することが大事です。
日本語に訳してから意味を考えると、大抵わけわかんなくなります。
climbは動詞から派生した名詞なので、動詞に戻して考えることができます。
そうすると名詞のhis climbというのは
動詞のまとまりでいうとHe climsということです。
そして、
slowやdifficultは名詞のclimbにかかっている形容詞ですが、
climbを名詞から動詞に転換して考える際には、slowと difficultも、動詞を修飾する副詞として考えれば良いのです。
つまり
動詞climb +slowly and with difficulty
ということです。
形容詞+ly、もしくはwith+抽象名詞 の形で副詞になります。
そしてinはwhenに直せばよいです。
whenはときだけでなく「場合」も表すことができます
when he climbs to higher civilization slowly and with difficulty
こういった文の転換ができることが、文の意味をきちんと捉える上で重要です。訳してから考えるのではなく、英語の語順と意味の関係を利用して文を転換するのです。
直訳では日本語として意味がわからない文になってしまうときです。
意味の転換をするというよりは
①his slow and difficult climb to higher civilization
「より高い文明への、彼のゆっくりで難しい登頂」
という名詞のまとまりを書くときには
②He climbs to higher civilization slowly and with difficulty
「彼が、より高い文明に、ゆっくりと、苦労しながら登っていく」
という文が頭の中では想定されているんです。
それを文の途中に埋め込むために
名詞のまとまりの形に直している、ということなんです。
ですから、
名詞のまとまりの形で直訳して日本語がめちゃくちゃになるときには、
もともとの文の形に直して、
そちらの訳を利用すれば意味が理解できるのです。
①の訳は意味がわからないですけど
②の訳は理解できますよね。
ってことは①も②の訳を使って訳せばいいんです。
加えてin+抽象名詞がwhenの節の代わりになっているという知識もあれば
①の手前のin も合わせて「彼が、より高い文明に、ゆっくりと、苦労しながら登っていく際に」と訳せます。
多くの場合、抽象名詞のまとまりは日本語に直訳すると意味不明になります。
よくある失敗パターンは、
抽象名詞を単語帳で訳だけいっぱい覚えて、直訳して意味不明な日本語が出来上がって、
それを頭の中でこねくり回して内容を誤って理解する
という感じですね。
所有格+形容詞+【抽象名詞】
の長いまとまりが出てきたときは、周りの語句の結びつきなんかも踏まえて、
主語+【動詞or形容詞】+副詞
のまとまりに直せば、意味不明な日本語をこねくり回す必要もなく意味が取れますよ、ということです。
もし学校とかで、厚めの文法の参考書をもらっているなら、「名詞構文」という項目で出てくるところです。参考書によって載ってたり載ってなかったりするかもしれませんが。
こうゆう意味の転換はどうゆうときにやるのですか?