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7章 図形の性質
9-5
その通り。 ∠APC = ∠PCA だから,
ここで
△APCは二等辺三角形だ。 AC=AP
もいえる。 AP=nだから, BP=m-n
mn
とわかるよ。
n
B
C
「わかるものは積極的に求めて
△
「いくんですね。」
1
そうだよ。そして,PC//AD だから,BC:CD=BP:PAもいえる。
BC:CD= (m-n): nになるわけだ。すると,BD:CD=minとわかる。
では、最初から整理して解答をまとめておこう。
AB=m,AC=n (m>n) とおき,点Cを通りADに平行な直線と
辺ABの交点をPとする。
∠XAD= ∠CAD ( 二等分線)
さらに, PC//ADより
∠APC = ∠XAD (同位角)
∠PCA=∠CAD ( 錯角)
よって、 ∠APC= ∠PCAだから, ACAP より
AP=n, BP=m-n
さらに, BC:CD=BP PA より
BC:CD= (m-n): n
BD:CD=m:n
よって AB: AC=BD:CD 例題 7-2
JOA CO
A
「この証明、1人でできるかしら? ちょっと不安・・・……。」
これは,覚えておかないとできないかもね。 この問題ではヒントとして補助
線の引きかたが与えられたけど,ヒントはないことが多いよ。