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学習目標 古文を読解するための基礎知識として、歴史的仮名遣い・活用品の種類を習得する
教科書P14~P15P18~P9
古文を読むために1・2
知識・技能
基本練習
五十音図のワ行を、平仮名・歴史的仮名遣いで書きなさい。
2次の歴史的仮名遣いで書かれた語を、現代仮名遣いで書きなさい。
①かむなづき (神無月)[ 18ずきり ②まる(参)
③にほひ ( 匂ひ)
[
におい〕
④ くわんぱく(関白)
⑤はつはる(初春)
〔ほつほる〕
⑥をみなし(女郎花)
⑨けふ(今日)
【きょう
⑧
(
⑨あふぎ(扇)
[ 16 rit ]
⑩をしう (惜しう)
次の太字の語の意味を、辞書を引いて調べなさい。
1現代語にないもの 古文特有の語
いざ、かいもちひせむ。(三・1 かいもちひ)
ぼた餅
(現代語と意味の違うもの(古今異義語)
念じて寝たるほどに、( 2 念ず)
【心の中で祈る
4 次の文章を口語訳するにあたって、空欄にどのような助詞や主部(主語)・目的部(目
的語)を補うとよいか。 文章の意味をよく考えてそれぞれ答えなさい。
たけとり
○今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。 野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに
使ひけり。 (01)
今はもう昔の話だが、竹取の翁という者〕いた。〔竹取の名は]野山に分け入っ
て竹を取っては、竹を いろいろなことに使った。
おきな
[ + ][ 3 ] [ 6 ] [ < ] [ ]
(
[ w=4H ]
【かんぱく]
[おみなえし]
[おうな 〕
[おしょう〕
留意点
●歴史的仮名遣いの読み方
「ゐゑを」「ぢ・づ」は「イ・エ・オ」「ジ・
ズ」と発音する。
男→オトコ
・恥ぢたり→ハジタリ
●語中や語尾の「は・ひ・ふ・へ・ほ」は「ワ・
イ・ウ・エ・オ」と発音する。
カワ ・あはれ→アワレ
ただし、語頭に「は・ひ・ふ・へ・ほ」を持つ
語が、他の語の下について複合語となる場合を
除く。
つきひ
いははな
・月日→ツキヒ
岩鼻→イワハナ
⑥ 「む」は「ン」と発音する場合があり、 「くわ・ぐ
わ」は「カ・ガ」と発音する。
くわんげん
・咲きなむ→サキナン
管弦→カンゲン
●長音で発音する場合は次のようになる。
1 「あうあふ」がオーとなる
あうう
あふさかやま
奥羽→オーウ
逢坂山→オーサカヤマ
⑥ 「いう・いふ」がユーとなる
いう
優なり→ユーナリ ・言ふ→ユー
③ 「えう・えふ」がヨーとなる
えう
・要ず→ヨーズ
蝶→チョー
44 「おう・おふ」がオーとなる
おう
おも
・応ず→オーズ
思ふ→オモー
とこ
かは
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