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岩上
昔の
た。
高が
コを
キャ
巨大)
評判
1505
題で
以前
■62年
こ
「思考例題6 バイオームの分布を模式図を用いて整理する
日本は、南北方向に水平分布が見られるが,同時
に特徴的な垂直分布も見られる。 次の説明文は,
日本列島の太平洋側の海岸から日本海側の海岸へ
直線を引き, この直線に沿ったバイオームの変
化である。 最も適切な直線を図から選べ。
<説明文 > 海岸の近くはスダジイやタブノキが優
占する照葉樹林であったが,すぐにブナやミズナ
ラなどが優占する夏緑樹林となった。 標高が高い
数か所ではシラビソなどが優占する針葉樹林とな
り、後半になって、高木がなくコマクサなどの草本
植物が優占する地点を1か所通過した。 その後は
再び夏緑樹林と照葉樹林を通り, 海岸へと至った。
照葉樹林
夏緑樹林
針葉
お花畑|
樹林
Stepの解答 1. 夏緑樹林 2・・・ E
指針説明文中の情報から得られる直線上の距離のイメージとバイオームの分布の知
識を関連付けて判断する。
次の Step 1,2は、課題を解く手順の例である。 空欄を埋めてその手順を確認せよ。
Step 1 説明文を解釈して図式化して整理する
日本海側 ←
3・・・D
Fo
KALEN
針葉 163
(1)
樹林
B
課題の解答 D
D
GO
針葉
樹林
XE
(20. 明治大改題)
標高の高いところで針葉樹林が数か所、後半に高山植物の草原という表現か
ら、お花畑以外にも針葉樹林に挟まれたバイオームが存在する可能性がある。
垂直分布において、針葉樹林と隣接するものは( 1) また,
である。 標
高が高い山の垂直分布を上から見ると、短い距離で針葉樹林や(1) な 樹林の距離は短い。
太平洋側は、 すぐに夏
緑樹林となったとある
ため、 太平洋側の照葉
どがくり返しているように見える。
Step 2 知識と関連付ける
Step1でイメージしたバイオームと直線上の距離の関係と日本のバイオームの分布
や地理に関する知識を関連付けて判断する。
照葉樹林からはじまり照葉樹林で終わること, 後半で高山帯を通過していることなど
から判断し、 この順序でバイオームの変化が見られる直線は (2) か ( 3 ) のみと
短いことから判断する。 ( 2 )は千葉県の海岸線から標高が低い関東平野を通るため,
して、正答候補を絞り込む。 次に, はじまり (太平洋側)の照葉樹林を通る部分の距離が
照葉樹林に当たる部分の距離は長い。 一方で, ( 3 ) は, 福島県の海岸からはじまっ
てすぐに冷涼な内陸部に入るので, 照葉樹林に当たる部分の距離は短い。
夏緑樹林
太平洋側
照葉
樹林
4 植生と遷移
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第4章
植生と遷移
No.
Date
P9
Pa
植
LE
RE
97
6
E
78
間
POT