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P.2~
要点の整理
を書き入れよ。
・読解のために
注意する
まとめ用言の総復習
動詞の活用の見分け方
四段
活用
「ア段の音+「ず」→言
飽く足る
借る
問一
言の活用()内の用意を、次の文に合うよう活用させよ。
① 車なども、たれにか(借る)む。送れとこそはいはめ。
(堤中納言物語)
f
恨む
上二段 段の「ず」→起
②かきつばたといふ五文字を句の上に(据う)て、旅の心を詠め。
(伊勢物語9)
活用
い
(沙石集)
下二段
エ段の音+「ず」→伝
ず得・寝・経
食べたら
③ これは人のひつれば死ぬ)物ぞ。
④己を知る者は、人を(うらむ)ず。
活用
( 十調 )
⑥(老ゆ)たる母など、枕上に寄り(居る)て、泣き悲しめども・・・
(徒然草・33)
もと
9 一人は(いやし) 男の貧しき、一人は(あてなり) 男もたりけり。
伊勢物語)
身分が低い
身分の高い
夫として)もっていた
活用(三題
(
ア行下二段
活用(一題)
ワ行下二段
◆活用の行に注意する上二段・下二段活用の語
段
)(
※複合動詞「心得」「所得」もある
活用(三題
据う
問二の活用 次の線部の動詞の活用の種類を書け。
万葉集に入らぬ古き歌・・・
入らない
(古今集・仮名序)
(古今集・仮名序)
②も入れず
を動かし…
行
活用
覚えておきたい語
上一段活用
Fi
活用
ハ行
ヤ行
ク
問読み方に注意する動詞 次の線部の動詞を漢字に直せ。
① 月日へて若宮参り給ひぬ。(源氏物語) ② 嘆きつつひとりぬる夜の明くる間は・・・ (拾遺集)
③ 夜臥す床あり、昼る座あり。(方丈記)
④ 罪うることぞと常に聞こゆるを・・・(源氏物語)
申し上げる
⑥ さて、五、六日ありて、この子みて参れり。(源氏物語)
カ行
鋳る
き
ナ行
問四の複合 次の「すず)」の動詞の組み合わせのうち、サ変動詞でないものを書け。
死す
①奏す
あるじす 失す
②ご覧ず 念ず
興ず
問力の読み方 次の線部の力変動詞「来」 の読みをひらがなで書け。
マ行
全体で活用するので、
活用の行は基本形「◯る」
「る」の上の語で考える。
ラ行ではない。
るゐ
に
煮る
み
ワ行
下一段
活用(一級)
(竹取物語)
① 鬼のやうなる者いで来て...
(古今集)
② 春来れば雁帰るなり... (古今集)
④入れて持て来。
持って来なさい
(枕草子)
③ 今来むと言ひしばかりに...
今すぐ来ようと
カ行変格
活用(一)
サ行変格
活用(二
おはす
れ
六章 次の線部のうち、ラ変動詞を二つ選んで記号を書き、その基本形を書け。
①ある山里に恐れ入ること侍りしに・・・ (徒然草.11)
ナ行変格
活用(二題
往ぬ(去ぬ)
ありましたが
② 急ぐことあるをりに来て・・・
(枕草子)
ラ行変格
活用(四)
七
の用法 次の線部を口語訳せよ。
①
深み春とも知らぬ松の戸にたえだえかかる雪の玉
とぎれとぎれに
(新古今集)
夜を
置くを払ひつつ草の枕にあまたたび寝ぬ
おりてくるをはらいのけては、ばたのを枕に何度もつらい旅をしたなあ
(古今集
います(そ) かり
表のように、上一段・力変・サ愛は数少ないが、
複合動詞がいくつかあるので注意する。
上一段…「後見る」「顧みる」「率ゐる」「用ゐる」など
サ愛…「もの」「具す」「命ず」「ご覧ず」など
力変・・・「出来」「追ひ来」「まうで来」など
今愛にも「かかり」「しかり」「さり」がある。
傷り結びの法則 次の線部の語に注意し、 (
①
申し上げる
こゆべきことなむ(あり)と...(枕草子・72) ② いづれの山が天に(近し)。
の用言を正しい形に活用させよ。
▼音便
稲妻の光の間にも我や(忘る)(古今集)
⑥院には参る人もなきぞ(寂しげなり)。(徒然草)
④世は定めなきこそ(いみじ)。徒然草.7)
(竹取物語)
である
すばらしい
音が
音便の「ん」は表記されないこともある
思したり→思いたり
九
次の
①いと白う置ける(1)
また、その活用形を書け。
の音便をもとの形に直せ。
②金のおいてぞ乗ったりける。
(平家物語)
2
促音便
撥音便
ウ音便
イ音
に変化
暗夜
→暗
夜
形
音が
に変化
音が
に変化
音が
変化
呼びて呼うで
赤くなる→赤
死にて→死んで
あるめりあ
立ちて
あり
→立つて
なる
)80
用言の復
活用の行に注意
目の総復