1 次の文中の()内の助動詞「る」「らる」を適切な形に活用させよ。
2 次の文中の傍線部の助動詞の意味を答えよ。
(宇治拾遺物語)
いま一声呼ばれていらへむ
もう一声呼ばれてから答えよう。
なる人の心ども、物におそは(る)やうにて、あひ戦は
内 にいる人々の心
を持つものに襲われるようで、戦
②子ゆゑにこそ、よろづのあはれは思ひ知られ
子供によってこそ、全ての人情は自然とわかってくるものです。
もなかりけり。
(竹取物語)
(徒然草一四二)
する気持ちもなくなった。
抜かんとするに、大方抜かれず。
(徒然草・五三)
今
より
もるべき
せらる)と、
深山路)
抜こうとするが、まったく抜くことができない。
今夜からこもらなければならない次をおっしゃるけれども、
(妻)責め(ら)わびて、さしてむと思ひなりぬ。 (大和物語
められて回って、としてしまおうと思うようになった。
待つ人などのある夜、雨の音、風の吹きゆるがすも、ふと
などがあるような夜
おどろか(る)
の音や
しまう。
444 (左大臣殿ハ) 「いとはづかしく、 心づかひせらるる」とこそ、
(左大臣殿はたいそうきまりが悪く、自然と気をつかってしまうものだ」と
仰せられけれ
おっしゃった。
り動かすのにも、(そ
(枕草子二七)
いにしへ
(徒然草一〇七)
なほ、梅の匂ひにぞ、 古の事も、立ちかへり恋しう思ひ出
やはり、梅の香りには、昔のことも、当時に立ちかえってなつかしく思い出
(徒然草一九)
でらるる。
される。