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次の文は,生徒と先生の会話の一部である。 (1) ~ (4) の問いに答えなさい。
生徒 図の乾湿計を使って, 校庭の気温と湿度を測定しました。
[先生] 気温は乾球の示度と同じですね。 湿度は,どうやって調べ
たのですか。
生徒 図の乾湿計に湿度表が付属していたので、乾球の示度と湿
球の示度をもとにして調べました。
結果は,どうだったのですか。
気温は25℃ 湿度は92%でした。
なるほど。 では, 測定を行ったときの校庭の空気について, 考察してみましょう。
図の乾湿計に付属していた湿度表を用意してください。 それと, 気温と, 1m²の
空気がふくむことのできる水蒸気の最大質量との関係を調べて, まとめてください。
(生徒は、 必要な資料を調べた。)
表 1
生徒 乾湿計に付属していた湿度表の一部を.
表1にまとめました。 また, 気温と下線部
の量との関係の一部を、 表2にまとめました。
表2
気温〔℃〕 21 22 23 24 25
下線部の量〔g/m²] 18.319.420.6 21.8 23.1
気温〔℃〕
26 27 28 29 30
下線部の量 [g/m²] 24.4 25.827.228.8 30.4
[先生]
生徒
[先生]
PIX
乾球
ガーゼ
湿球
-*
乾球 乾球と湿球示度の差[℃]
の示度
〔℃〕 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0
25
92 84 76 68 61
24
91
83
7567
60
23 91
83 75 67 59
22 91
82 74 66 58
21 91 82 73 65 57
[先生] ありがとうございます。 ではさっそく,乾湿計を使った測定の結果についてです
が・・・・・・(略)
(1) 図の乾湿計で乾球と湿球示度を調べるときの操作として最も適切なものを、次のア~エ
の中から1つ選びなさい。
ア 地上約 0.5m の高さで、乾球や湿球に直射日光を当てながら調べる。
イ地上約 1.5m の高さで、乾球や湿球に直射日光を当てながら調べる。
ウ 地上約 0.5m の高さで 乾球や湿球に直射日光を当てずに べる。
エ地上約1.5mの高さで、乾球や湿球に直射日光を当てずに調べる。
(2) 表1より 測定を行ったときの湿球示度は何℃か。 求めなさい。
(3) 表2にまとめた下線部の量を何というか。 書きなさい。
(4) 2より、 測定を行ったときの校庭の空気の露点はどの範囲にあったか。 最も適切なもの
を次のア~エの中から1つ選びなさい。
ア 21℃ ~ 22℃の範囲
イ 22℃ ~ 23℃の範囲
ウ 23℃~24℃の範囲
エ 24℃~25℃の範囲