目的
市販されている食酢中の酢酸の濃度を,水酸化ナトリウムの標準溶液
を用いた中和滴定によって求める。
■準備
[器具] ビーカー(100mL, 3), コニカルビーカー(100mL),ホール
ピペット(10mL), メスフラスコ (100mL), 漏斗,ビュレッ
ト(50mL),ビュレット台(スタンド), 洗浄びん(純水),駒
込ピペット,防護眼鏡
[薬品] 市販の食酢,0.1mol/L NaOH水溶液(濃度は正確な値が示さ
れる),フェノールフタレイン溶液,純水
■操作
回市販の食酢を純水で正確に10倍に薄めた液をつくる。9R
2ビュレットに水酸化ナトリウム標準水溶液を入れ, 先端まで液を満たす。
· 実験時に指示された水酸化ナトリウム標準溶液の濃度
0.12
mol/L
ホールピベット
NaOH水溶液
漏斗
10mLとる。
純水
少し余分
に入れる。
標線に合わ
せる。
コックを開き先端ま
で水溶液を満たす。
ビュレット
100mLメスフラスコ
よく混ぜる。
3コニカルビーカーに国で薄めた食酢10mLを
ホールピペットで正確にはかりとり, フェノー
ルフタレイン溶液を2~3滴加える。
回滴下のはじめにビュレットのめもりを読み, 3
の水溶液に水酸化ナトリウム標準溶液を滴下し
て,中和に要する水酸化ナトリウム標準溶液の
体積を求める。(軽くふっても赤色が消えずに
うすく着色したところを中和点として, ビュレ
ットのめもりを読む。)
ホールピペット
-10倍に薄めた食酢
-10mL
フェノール
フタレイン
を加える。
40
53, 回の操作をさらに2回行い, 3回の平均値を求める。
[注意」再度測定するとき,コニカルビーカーは純水で
よく洗って用いる。 (ぬれたまま用いてよい。)
TTTI