く設問1>
XXXX年1月1日設立のA株式会社は同年12月31日に決算を行う。
今期の取引は下記の通りである。何れも単位は円である。
資本金10,000,000、期首資産:現金10,000,000
売上高28,000,000、仕入高21,000, 000、給料3,950, 000支払、交際費1,000, 000支払
10月に備品を購入1,000,000支払、減価償却の方法は定額法、償却率年0.2とする。
期末買掛金残高2,000, 000、同売掛金残高3,000, 000、
その他の未払の費用は無い。入出金の取引は何れも現金で行われた。
他には取引、残高とも一切無い。消費税はないものとする。
法人税率は一律30%、住民税の均等割りは年70,000円、 法人税割税率は20%とする。
事業税税率は5%とする。交際費は全額損金不算入とする。
(1)上記の設例に基づき、A社の今期の全ての仕訳を書きなさい。
(2)同社の今期の貸借対照表と損益計算書(未払税金は計上しない)を作成しなさい。
(3)同社の今期の課税所得を計算しなさい。
(4)同社の法人税、 住民税, 事業税の額を計算しなさい。
く設問2>
以下の文章のアルファベットの部分には、 次のどの用語が当てはまるか記載しなさい。
(用語)
資金収支上のもうけ、 費用、 収入、課税所得、 益金、支出
損金、当期収支差額、 収益、 損益計算上のもうけ、 当期純利益、 税務上のもうけ、
企業のもうけには、 A,B、C の三種類のものがあり、それぞれの額は通常同じではない。Aは、
DからEを引いたものでFと呼ばれており、 Bは、 GからHを引いたものでIと呼ばれており、 Cは、J
からKを引いたものでLと呼ばれている。DとGとJは通常其々違っており、EとHとKも通常違って
いるため、FとIとLとは一致しない。
例えば資金の範囲を現金預金だとすると、(売掛金 / 売上) の仕訳は、 D及びGに該当するがJ
には該当しない。一方この債権を回収した(現金 / 売掛金) の仕訳は、Jに該当するが、 D及
びGには該当しない。
因みに、Aは「損益計算上のもうけ」、 Bは「税務上のもうけ」 が当てはまるとすると、C~Lに
該当する用語を上記から選んで記載しなさい。
以上