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1から6までの目が出る赤と白の2個のさいころを同時に投げる。このとき,赤いさいこ
ろの目をx,白いさいころの目をyとして、次のような2つの整数 A,Bをつくり,A+B
について考える。
Aは、十の位の数をx,一の位の数をyとする2けたの整数
Bは,十の位の数をy, 一の位の数をxとする2けたの整数
次の(1)~(5)の問いに答えなさい。ただし,赤と白の2個のさいころはともに,どの目が出
ることも同様に確からしいものとする。
(1)よしおさんは,赤と白の2個のさいころを同時に投げることを3回繰り返し,その結果
を下の表にまとめた。表中のア,イにあてはまる数を書きなさい。
x
y
A
B
A+B
(赤いさいころの目)|(白いさいころの目)
1回目
1
4
14
41
55
2回目
2
5
25
52
77
3回目
6
4
ア
110
(2) よしおさんは,(1)の結果から,赤と白の2個のさいころの目がどんな数になっても
「A + Bは11の倍数になる。」と予想した。よしおさんの予想が正しいことを証明しなさい。
(3) A+B= 44になる確率を求めなさい。
(4) A+Bがいくつになるときの確率が最も大きいか。そのときのA+Bの値と確率を
それぞれ求めなさい。
(5) A+Bの正の約数の個数が4個になる確率を求めなさい。