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質量数
= 原子番号(これは陽子の数と等しい)
+中性子の数
で求められます。
通常、陽子の数=中性子の数 ですが、
同位体では、中性子の数が陽子の数より1個~3個程度多くなる場合があります。
では、問題を見ていきます。
Bに中性子が a個 あるとすれば、
Aに中性子が a+2個 あることになります。
中性子の数の和が 38 なので、
a+(a+2) = 38 ⇒ a=18
これより、
Bの質量数は、Z+18、
Aの質量数は、Z+20 と表せます。
AとBの質量数の和は 72 なので、
(Z+18) + (Z+20) = 72 ⇒ Z=17
よって、答えは⑤となります。
失礼しました。(6)についても回答します。
以下、35Cl = A、37Cl = B と表します。
塩素の同位体を考えると、ジクロロメタンは、次の4種類に分けられます。
CH2【AA】・・・❶
CH2【AB】・・・❷
CH2【BA】・・・❸
CH2【BB】・・・❹
❶の存在割合は、3/4 × 3/4 = 9/16
❷の存在割合は、3/4 × 1/4 = 3/16
❸の存在割合は、1/4 × 3/4 = 3/16
❹の存在割合は、1/4 × 1/4 = 1/16
質量数を大きい順に並べると、
❶<❷=❸<❹
となるので、
取りうる存在比を質量の小さい順に並べると、
❶:9/16
❷+❸:6/16
❹:1/16
より、
❶:(❷+❸):❹ = 9 : 6 : 1
となるので、
答えは②となります。
【訂正】
質量数を大きい順に並べると、
⬇
質量数を《小さい》順に並べると、
存在比とはどのようなものなのですか?