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公共の福祉、法の下の平等、基本的人権の3つが頭の中でごちゃごちゃになってしまうので、違いを教えてください…m(_ _)m

回答

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基本的人権
人間が生まれたときから持っていて当たり前と考えられている基本的な権利。日本国憲法では、基本的人権の尊重として3大原理のうちの1つとして手厚く守られている(ちなみに、残りの3大原理は国民主権と(恒久的)平和主義)。日本国憲法では、自由権や社会権、平等権、参政権などが定められている。

ピヨピヨ

(平等原則、貴族制度の否認及び栄典の限界)
14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 

法の下の平等
国家(行政)は、国民の権利や義務を等しく平等に扱わなければならないという考え方。例えば、男性は選挙で投票できるけど、女性はできない、は男性と女性で正当な理由なく差別しているからダメ、といった感じです。日本では、憲法14条1項で定められています。平等権であり、基本的人権のうちの1つです。

ピヨピヨ

公共の福祉
社会全体に共通する利益であり、自分の権利と他の人の権利が対立したときに調整するための原理のことです。例えば、憲法21条1項で表現の自由が定められています。しかし、何を言ってもよい、というわけではありませんよね。「〇〇人は日本から出ていけ!」とデモを起こすことは、〇〇人が日本で平和に暮らす権利と対立していますよね。そのときに出てくるのが公共の福祉です。基本的には、誰かの権利(人権)を制限するときにつかう言葉だと思ってください。

ぴひょ

詳しくありがとうございます…!!!!
助かりました((´˘`*)))
本当にありがとうございます…!(o_ _)o

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