日本史
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天文法華の乱を分かりやすく説明して貰えませんか?

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「天文法華の乱」は、戦国時代に起きた、日本史上1、2を争う宗教戦争です。
天文5年に起きた法華宗をめぐる争乱なので、「天文法華の乱」です。

法華宗(日蓮宗)は、15世紀後半ごろから、京都で信者を増やしました。
1532年に細川氏らの軍勢と手を結んで一向一揆と戦い、山城本願寺を焼き討ちするなど、京都で強い勢力を持つようになります。

1536年、宗教問答で比叡山延暦寺の僧侶が法華宗の信徒に論破されたことがきっかけで、延暦寺と法華宗は対立します。

延暦寺は法華宗攻撃を決議し、僧兵集団による法華宗撃滅に乗り出しました。

法華宗は大敗し、日蓮宗二十一本山はことごとく焼き払われ、数千人の信徒が殺害されました。
残る宗徒も京都を追放され、以降6年間、京都で日蓮宗は禁教となっています。(1542年、京への帰還を許されています)

この、対立から日蓮宗の追放までの一連の事件が、「天文法華の乱」です。

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