回答

✨ ベストアンサー ✨

こんにちは、
答えは2番かと思われます
以下、私も学生なので一考察として捉えてください。以下敬語略

TLC板の性質として、TLC板にはシリカゲル(TLC板ではSi(OH)2で存在)がある。TLC板にスポットされた物質がTLC板に吸着したり溶媒内に分離したりを繰り返してスポットの位置が進むというのが薄層クロマトグラフィーの原理である。
ここで、シリカゲルは極性が高いので、スポットの物質の極性が高いほど吸着されやすくなり、スポットは進みにくくなると考えられる。逆に低ければ進みやすくなると考えられる。
展開溶媒については、展開溶媒の極性が高いほどスポットの物質が溶媒内に分離しやすくなると考えられるため、スポットは進みやすくなると考えられる。逆に極性が低いほど分離しにくくなると考えられ、スポットは進みにくくなると考えられる。

これらのことを踏まえて、展開溶媒の極性について考える。構造式を書くと、ヘキサンは分子内の結合同士の電気陰性度の差がないので極性を持たないと考えられる。一方、酢酸エチルはエステル基をもち、-COO-に注目すると電気陰性度の差からCがδ+、Oがδ-と極性を持つ。前述したように、展開溶媒の極性が低いほどスポットが進みにくくなるという考察を踏まえると、2回目の展開溶媒はヘキサンの割合が1回目に比べて大きくなっており、展開溶媒全体として極性が小さくなると考えられる。そのため、スポットは進みにくくなり、Rf値は減少すると考えられる。

長くなりましたが以上が考察です。

もし解答解説をゲットしたらコメント残していただければ嬉しいです

ゲスト

わかりやすくありがとうございますm(*_ _)m
展開溶媒の変化に伴い、パラニトロフェノールと展開溶媒との相互作用の変化も考えるように言われたのですが、どう変化したかわかりますか??(><)
答えまだわからないので、わかり次第コメントさせて頂きます!

ゲスト

すみません、記載されてました!
ありがとうございました(^^)

ピア39

こんにちは!化学実験難しいですよね😂
具体的には、パラニトロフェノールも構造式を書くとδ+とδ-が出るところがあって極性があること、かつ他の分子と水素結合を作ることができるので、それで酢酸エチルとの相互作用で展開溶媒に分離するのではないかと考えられます。
展開溶媒の変化によりヘキサンの割合が多くなり酢酸エチルとの相互作用に邪魔が入る感じで、スポットが進みにくくなるのではないでしょうか?

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉