✨ ベストアンサー ✨
標的になる粒子は金箔のような固体中の原子です。
標的粒子はアルファ粒子よりずっと重く、固定されているとみなします。
ラザフォードの理論に似たものかも知れませんが、それはラザフォードの理論とは別物になるでしょう。
あくまでもラザフォードの理論は二体系を考えてはいますが、片方が十分重く、そこが重心だと近似できるので、重心から見た運動方程式はほとんど標的粒子を固定したものと同じだと近似できます。ラザフォードはそういうものしか扱っていないです。
ラザフォード散乱の理論は実験室系≒重心系が成り立っている時のみ使えると思うべきなのですね。
詳しい回答ありがとうございました。
例えば異なるエネルギーを持つ陽子同士の衝突などはラザフォード散乱の理論では記述できないと言うことでしょうか?
標的粒子が固定されていないとラザフォード散乱の理論は使えないのかが知りたいです。