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光合成は二酸化炭素と水を材料とし、光のエネルギーを用いて有機物を合成し、酸素を放出しますよね。ここで疑問だったのが、二酸化炭素の化学式はCO2、水はH2Oであり、どちらも酸素原子が含まれているのですが、発生する酸素は、二酸化炭素と水と、どちらのOなのだろう?という事でした。これを明らかにしたのがヒルの実験です。
通常は二酸化炭素を抜いた状態では、光合成は起きません。しかし、シュウ酸鉄などの電子受容体が存在していると、酸素が発生する事をヒルは発見しました。そしてこの時発生した酸素は二酸化炭素がない状態ですので、水が分解されてできたものとなります。葉緑体のチラコイドに光があたり、水が分解されてH+とe-とOに分かれるのですが、e-はシュウ酸鉄が電離した鉄イオンを還元するのに使われ、H+はNADPと結合し、余ったOは酸素分子O2となって外に出ていくという事が起こっています。

れな

凄いスッキリしました!
ご丁寧に書いて頂き、ありがとうございます😊
また生物で質問したら、ぜひ答えて欲しいです!!

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