いろんな視点がありますが、
国政は議院内閣制なので、主権者が選挙を通じて選ぶのは国会議員だけです。衆議院と参議院をそれぞれ比例代表ともうひとつの方式と2票ずつ投票しますが、いずれも選んでいるのは国会議員です。行政を動かす内閣の長である内閣総理大臣は国会議員が選びますので主権者である国民は直接選ぶことができません。各大臣は総理大臣が選びます。司法は地方政治が持たない機能で、その長は内閣総理大臣が指名しますが高等裁判所や地方裁判所の裁判官や書記官は直接的にも間接的にも主権者が選んだ人ではなく、会社員と同じように就職した公務員です。
地方政治は二元代表制なので、地方議会の議員も、行政の長である首長(知事・市町村長)も主権者が選挙で選びます。どちらも代表者です。議会は立法機能のような働きもしますが、厳密には行政機関の一部です。国会が唯一の立法機関だと憲法に書かれていますから。
根幹部分をみますとこのような違いが指摘できるでしょう。
わざわざすいません!ありがとうございます!
わかりやすいです!