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円高になる。つまり1ドルを100円で交換できたとしたら、それよりも安い80円とかで交換できるようになるということです!
100ドルの物を輸入しようとすると、普段は1万円かかるところを8千円で輸入することができるからです!

You

分かりました! ありがとうございます!!!

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日本企業の立場になって考えてみましょう。円高になると輸出にとっては不利になりますよね。だから円が安くなるまで利益を上げるのは難しいので我慢しよう!とはなりません。どんなときにも何をすれば昨日より利益を増やせるかを模索するのが企業というもの。円高がすぐに落ち着きそうなら圧力団体を通して円安政策を政府に求め、嵐が過ぎ去るのを待てばいいでしょうが、長引きそうだとかどんどん円高が進みそうなら根本的な回避策を考えますね。80年代の日本企業が出した答えは、比較的安全で、現地の政治的安定もある程度期待でき、発展の兆しはあるもののまだまだ賃金水準の低い東南アジアなどに工場を移して、日本からではなく進出先の国から直接北米や欧州に輸出すれば円高時でも輸出による利益拡大は望めるわけです。このようにして製造業の海外移転が進むと、賃金格差の大きさを実感した経済界は国内需要の機械類などもアジアで生産するようになって、それまで国内調達の部品、原料に依存していた組立製造業なども強い円を活かしてアジア各地の日本企業から海外調達するようになります。また、日本企業からの技術移転によって、日本企業が求める高品質な製造品を生産する能力も現地で成長します。こうして、望む品質の欲しい部品、原料、製品を欲しいだけ供給できるだけの能力がアジアに備わると、日本国内で高コストで生産することに意味がなくなります。こうして産業の空洞化が起こるわけですが、同時に日本からの直接的な工業製品輸出は減少したり停滞したりして、低次の製造品輸入は増加したわけです。

You

詳しくありがとうございます!

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