英語
中学生

過去分詞と受動態の違いはなんですか?

回答

【受動態】

文の種類です。

You make the box.
「あなたはその箱を作る」

というのが普通の文。

The box is made by you.
「その箱はあなたによって作られる」

というのが受動態の文。

同じ意味の文ですが、あなた目線なのか箱目線なのかが異なりますよね。

【過去分詞】

動詞の変化形。

つまり、「現在分詞」「過去分詞」というのは

「動詞が変化して形容詞になっちゃったやつ」

だと覚えてください。

ちなみに形容詞というのは、

「名詞にくっついて詳しくできるコトバ」のこと。

たとえば、「tall」「red」「good」などがあります。ぜんぶ名詞にくっついて詳しくできますよね?

分かりづらい?たとえば、
「He is a boy.」って文の「a boy」って名詞は、

「a tall boy」「a young man」「a good boy」
「高身長な男の子」「若い男の子」「良い男の子」

って形容詞をくっつけて詳しくできますよね。

じゃあほかにはどんなものがあるかな。

「歌っている男の子」「泣いている男の子」
「運ばれている男の子」「食べられている男の子」

など。良い例が見つからなかったのは勘弁してください。

さっきのと違って、今回の形容詞は「動詞っぽい」ですよね。英語で考えると「sing」とか「eat」とか出てきそうですよね。

だからといって、「a sing boy」とか「a eat boy」とかは言えません。

じゃあどうするか。

ここで出てくるのが「現在分詞」「過去分詞」です。

動詞を形容詞として使いたいときは、この2つのどっちかに変化させなきゃだめなんです!

「現在分詞」に変化させる時 →「ing」つける
「過去分詞」に変化させる時 → 「ed」つける(例外たくさん)

ではやってみましょう。

「歌っている男の子」= a singing boy

「泣いている男の子」= a crying boy

「運ばれている男の子」= a carried boy

「食べられている男の子」= a eaten boy

上の2つが「現在分詞」で、

下の2つが「過去分詞」です。(eatenは特殊な変化の過去分詞で、他にもそういうのたくさんあるので注意)

そう、「〜している」という意味なら現在分詞

「〜されている」という意味なら過去分詞、

という使い分けです。

Ayutthaya

訂正
「a young man」→「a young boy」

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1 My pen is broken.
これが受動態です

2 I have a pen broken yesterday.

過去分詞(現在分詞も)は名詞の前や後ろについて形容詞的に説明することができます

3 My pen (being) broken, I don’t have anything to write with.
(私のペンは壊れているので、書くものがない)
この文のように分詞構文とよばれる文を作れるのも分詞の役割です

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