(第一)イオン化エネルギーは電子を一つ取り去ってイオンになるためのエネルギーです。
例えば同周期であれば原子番号が上がるほど最外殻電子の数は増えます、アルカリ金属のように最外殻電子が1つであれば、その電子を取り去って一価の陽イオンにするのは簡単ですが、ハロゲンのように最外殻電子が7つある場合は、その電子を取り去ってイオンにするのは容易ではありません。
そして次の周期に入るときは電子殻が増えて最外殻電子と原子核の距離は遠くなり、原子核からの引力は前の周期よりも弱くなるので、イオン化エネルギーは低下します。
厳密に定義をするとs軌道やp軌道の相対的エネルギーや有効核電荷等の高校の範囲を越えた話になってしまうので、ここではしませんが、気になるのであれば本などで調べるのをおすすめします。
分かりました!
同周期では原子番号が大きくなるほど原子番号の近い希ガス原子と近い電子配置になるから、陽性ではなく陰性になるから、原子から電子を一個取り去って一価の陽イオンにするために必要なエネルギー、イオン化エネルギーは大きくなる、つまり陰性で陽イオンにはなりにくいから、陽イオンにするためのエネルギーが大きくなるってことですよね!
イオン化エネルギーが強い=電子を引き付ける力が強いということなので(一般に)同周期では原子番号が大きくなるほど原子核の陽子(+の電気)の数は多くなります、+の電気が多いほど-の電気(電子)を引き付ける力が強くなるためイオン化エネルギーが増加する傾向にあります。
同周期の場合、なぜイオン化エネルギーは増加するのですか?