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分子式とは、その物質を構成している元素が、それぞれ何個集まってできているのかを表した式です。つまり1分子を構成する元素とその個数を書き並べた式のことです。
水であればH20(水素元素が2個、酸素元素が1個)、二酸化炭素であればCO2(炭素元素が1個、酸素元素が2個)といった具合です。
組成式とは、プラスの電荷を帯びた陽イオンと、マイナスの電荷を帯びた陰イオンとがくっついて別の物質になったときに、その物質を表す式のことです。
例えば、ナトリウム(Na+)と塩素(Cl−)がくっついた場合は塩化ナトリウム(NaCl)ができます。ここでポイントなので、プラスの数とマイナスの数が同じになるように、イオンの数を互いの最小公倍数で合わせるということです。ナトリウムイオン・塩素イオンはそれぞれ、プラスの電荷/マイナスの電荷が1つずつなので、1:1の割合でくっつきます。
では水素イオン(H+)と酸素イオン(O2-)をくっつけるとどうなるでしょうか?
水素イオンと酸素イオンの電荷の数の比率は2:1です。H+が2こ集まってやっとO2−と数があいますからね。
これからできる物質は、そう水「H2O」ですね。
分子式との違いは、組成式は、ある物質が分子のようなまとまりで表せない場合や、そうするよりもわかりやすい場合にその物質を構成する原子の存在の比を表すために使うという点です。
長文すいませんでした。
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