回答

✨ ベストアンサー ✨

この手の問題は年代暗記もしなくてはいけない場合もありますが、必ずしもそうというわけではありません。

今回の問題は、まず時代に分けましょうか。

平安時代→鎌倉時代→室町時代の流れですね。

次に一つの時代の中の細かい事象を並び替えていきます。

(例)鎌倉時代の場合。
イ.文永の役が起こる。
ウ.御成敗式目の制定
キ.鎌倉幕府の成立

これを並び替えるには、関わった人物や事件などを理解してなくてはいけませんよね。

イの文永の役は誰の時代に起こったのですか?(⇒8代執権 北条時宗のとき)

ウの御成敗式目は誰が制定したのかな?
(⇒3代執権 北条泰時)

キの鎌倉幕府が成立したのはもちろん源頼朝の時代ですよね。

そしたらこれを並び替えるのは簡単です。

こんな風に細かい年代暗記をしていなくても並び替えることは可能です。
もちろん年代暗記ができるに越したことはありませんが、できないからもうだめだ…って思わずに頑張ってチャレンジしてみてください。応援しています👍

ぴぴ

回答ありがとうございます。

起きた事柄などの名称を見たときに、「それは誰がどうした。」ときちんと言えるようにするのは最低限ですよね。
今回教えてくださった鎌倉時代の区分の中身ですが、8代執権 北条時宗のとき
のように、人の名前を覚えるだけではなくて、何代目か。というところまで覚えておかないとってことですかね、、、
わたし、いつも歴史の流れが分からなくなってしまって。誰かが載せている動画などを見て流れをつかもうとはしているのですが。。。。
その場ではへえって思っても実際問題になると分からなくなってしまうんです。

今回の問題はまず時代ごとに分けるとあったので、
例えば文永の役。と言われて元寇の事だなとは分かったのですが、それが鎌倉時代、と関連づけて覚えていないとダメということですかね、、、

ちなみにですが、やはり歴史は年号で覚えるといいのですかね。なかなか覚えられないのですが。

なかなか流れを掴みにくいということですが、まずは意外にも教科書が役に立ちます。

どうしても受験生になると問題集やら過去問やらに目が行きがちですが、自分が思ってるよりも基本事項を忘れているケースが多々あります。
一問一答しかやらなかったり、問題集を解いても正解したかどうかだけを意識してしまうと断片的な知識はついても、流れがわからない…ということにつながってしまいます。

まずは基本年号の暗記から始めましょう。
おススメなのは要所要所の区分で核となる重要な年号を暗記することです。

例えば、元寇の時代で言えば、《文永の役(1274)》と《弘安の役(1281)》でしょうか。
これを暗記→理解したところで、「じゃあ異国警固番役はいつ設置されたのかな?異国警固番役ってのは、文永の役が原因で九州を警護するために設けたんだから、順番としては文永の役よりも後にこなきゃおかしいな」

あるいは、「永仁の徳政令は元寇が終わった後に御家人に恩賞が払えなくて困窮してしまったのを救うために出したんだから、蒙古襲来よりも後にこなきゃおかしいな」

このように頭で考えることができれば並び替えは怖くありません。

さらに細かい年号を覚えるには教科書や資料集に載っている年表を「流れ」を意識しながら読んだり書いたりするのが一番いいと思います。ただの暗記よりも先ほど説明した「流れ」を意識しながら暗記する方が頭に定着するし、忘れにくいと思いますよ。

長々とすみません(^_^;)

ぴぴ

いえ!長々となんて、、教えていただきありがとうございます。

まずは基本年号の暗記から始めましょう。
おススメなのは要所要所の区分で核となる重要な年号を暗記することです。

とおっしゃっていましたが、それはどのように見極めるのでしょうか、、、?
そして語呂合わせなどで数字は覚えていくしか無いですよね😥(インターネットなどを利用して覚えていけばいいですかね)

流れを意識ですね。繋がりを持ちながらという事ですか!となると問題集を解くというより、何でどのように勉強していくといいですかね?

教科書と教えてくださったので、
昔の教科書を見返しては見たのですが、ただ文字が連なっておりただ読むだけでは頭に入ってこないなあと思ったり、答えが書いてあるのでそこを見てしまうためどのようにして覚えていけばいいのかな?とおもむてしまったり、、、、、
問題集を使わずどんな勉強をすると良いのか教えていただけますか?
沢山聞いてしまいすみません。

ぴぴ

先ほどのものに加えてなのですか、
なかなか社会の出来事で誰が何した。も覚えられなくて。用語を見てもそれはどんな戦争だっけ、、、どんな人が関わったっけ。。。と分からなくなってしまうんです。
流れを意識して覚える以前に、用語を見てそれがどんなものなのか、覚えるコツはありますか

なるほど。

用語を見てそれがどのようなものかを理解するにはもうこれは暗記しかありません。今まで知らなかったものを知るようになるには頭に叩き込むしかありませんからね…。
「コツ」と言っては偉そうですが、用語集をうまく活用することです。いろんな出版社が出しているとは思いますが、一般的には山川出版社の用語集がポピュラーだと思います。せっかくのQ&Aの場で用語集のおすすめなど芸がないとは思いますが、こいつをうまく活用することでほとんどの入試の問題は解けるようになると思っています。

日本史は一つの事柄に関してあらゆる方向から聞かれる教科です。例えば、「大森貝塚」という単語を一つとっても、【①発見者はモース②アメリカ人③1877年④東京都】←このような感じですね。

だから①だけ覚えても③のことを聞かれると答えられない、みたいな状態に陥ってしまうのです。

先ほど説明した用語集は名前の通り、一つの事柄に関して様々な説明が載っています。そして、こんなこと用語集に載ってるだけで聞かれねぇだろってことも入試で聞かれたりします。
つまるところ、『単語→流れ』を理解するには教科書や問題集の解説(もちろん問題の中にも)でわからない単語や説明が出てきたら用語集で調べるというやり方が一番いいんじゃないのかなというふうに思います。

しかし、残酷なことを言うようで申し訳ないのですが、一度覚えたとしても人間ですから忘れるのが当たり前ですよね。だから、何度も繰り返す。目に触れる回数を多くしなければ暗記というものは成立しません。ここが暗記の一番辛いところであり、真髄でもあります。私もしばしば疎かにしてしまいます。

ところが、やっぱり日本史というのはどんな綺麗事や小手先のテクニックを使ったとしても結局は暗記なのです。ある程度基礎が固まれば、あとは問題を解くだけです。しんどいとは思いますが、ぜひぜひ頑張ってみてください。

ぴぴ

色々と教えていただきありがとうございます。
とても勉強になりました。
やはり暗記ですね。頑張ります。
ありがとうございました

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